Asterisk Nowをセットアップしてみる(3) ネットワーク設定
Hiloyanです。おはようございます。今日は、Asteriskサーバのネットワークの設定を変更します。ちょっとAsteriskとは関係ないのですが、必要な作業なので、やっておきます。
IPアドレスがDHCPで取得されている問題
さて、前回のところまででインストールが終わったのですが、Linuxを起動しコンソールをみてみるとそのIPアドレスが、自動的に取得されたアドレスとなっています。ここでは、192.168.1.104となっています。
これは、サーバとしては結構困ってしまうことです。AsteriskサーバがDHCPサーバからIPアドレスを取得するのですが、ある一定期間するとDHCPサーバは新しいアドレスを割り当てたり、手持ちのアドレスを割り振ったりなどします。このあと、SIPクライアント(IP電話の電話ソフト)から接続するときにサーバを指定するのですが、好き勝手にアドレスが変わってしまっては困ってしまいます。
なので、今回はIPアドレスを設定してしまいます。今回は192.168.100.2を割り当てることにします。
rootでログインを行います。パスワードは前回の手順の(4)で入力したものを使います。
そうしたら、
ifconfig -a
1: ifconfig -a
|
を実行します。そうすると利用可能なネットワークインタフェースが出てきます。私の場合はeth0が出てきました。その後、eth0のネットワークの設定をviコマンドで変更します。
1: vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-erh0
赤地の部分をネットワークインタフェースにしてください。
編集内容は以下のようにしています。赤字の部分がMACアドレス(HWADDR)、IPアドレス(IPADDR)、サブネットマスク(NETMASK)、デフォルトゲートウェイ(GATEWAY)になりますので、各自で設定して入れてください。
1: DEVICE=eth0
2: ONBOOT=YES
3: BOOTPROTO=none
4: HWADDR=??:??:??:??:??:??
5: TYPE=Ethernet
6: IPADDR=192.168.100.2
7: NETMASK=255.255.255.0
8: GATEWAY=192.168.100.1
9: USERCTL=no
10: PEERDNS=no
11: IPV6INIT=no
同様に、DNSサーバなどの設定を行います。今回は変更の必要はありませんでしたのでそのままにしています。
1: vi /etc/resolve.conf
設定内容(赤字の部分にDNSサーバのアドレスを入れる) 1: nameserver XXX.XXX.XXX.XXX
|
設定の反映コマンドを実行します。
1: service network restart
これで、固定IPアドレスでの設定が終わりました。参考にしているサイトを最後に挙げておきますので、これをみながら設定すれば間違いがないと思います。
次回は、FreePBXの設定に入っていこうと思います。
2015/10/16 一部表が崩れていたのと、ネットワーク設定の表記を見直しました。
参考
[Linux]CentOSで手動で固定IPアドレスの設定を行う | QUALL – blog
nameserver XXX.XXX.XXX.XXX 3.nameserver XXX.XXX.XXX.XXX …