最後まで手に汗握る展開が面白い「ルーズヴェルト・ゲーム」
Hiloyanです。こんばんは。ここのところAsteriskばかりの話になっていたので、たまには目先を変えてみようかと・・。
先日池井戸潤さんの「ルーズヴェルト・ゲーム」を読んだので、ちょっと紹介したいと思います。
「ルーズヴェルト・ゲーム」ってなに?
そもそもこの題のルーズヴェルト・ゲームとはどういう意味なのでしょうか。
これは、野球の好きなアメリカのフランクリン・ルーズヴェルト大統領が「8対7」で決着するゲームが一番面白いと行ったところから、点をとっては取り返すような白熱したゲームをそう呼ぶんだそうです。
この中では、「青島製作所」という企業の生死とその中での、その中での野球部をなぞらえ、それぞれがこの題にあるような点をとっては取り返すような手に汗握る展開を繰り広げながら最後に逆転をしていくという企業の中を描いた話です。
文字通りのルーズヴェルト・ゲームになっていたなぁって読み終わってしみじみ思いました。
作品を通して・・・。
この「ルーズヴェルト・ゲーム」の中でも池井戸潤さんの描写は、企業、銀行、野球部、マスコミといろんな立場の人間をを織り交ぜ、戦う企業戦士のキッタハッタは健在でした。最近池井潤さんの小説をよく読むようになっていて、その中で思うのが、仕事への取り組み方に対して、メッセージを持っているように感じます。
このボリュームでこれだけの話をよく収めたなぁって思う濃厚な内容になっているように思います。なかなか面白かったです。
TBS系列で、ドラマ化されるんですね。
この「ルーズヴェルト・ゲーム」、今度、ドラマ化されるとのこと。きっと手に汗握るようなドラマに仕上がっているんだろうなぁって思います。みてみたいですね。
小説がこれだけ面白いので、きっとドラマも面白いんだろうなぁって思います。
余談ですが・・・
今回の「ルーズヴェルト・ゲーム」は、実はKindleで読むことが可能です。最近は、電子書籍がだいぶ増えてきていて便利になってきました。私の部屋は7畳一間の狭さなので、本を存分に買ってしまうと大変なことになってしまいます。
今回Kindleになったおかげで、家ではNexus7、通勤中ではiPhoneという感じで読めるのがとっても便利。読み中でもきちんとページ合わせてくれるし。なかなかに便利だと思いました。
よろしければみなさんも、読んでみてはいかがでしょうか。
(参考)