Asterisk Nowをセットアップしてみる(1)
こんばんは。Hiloyanです。
今日は久しぶりの投稿です。ここのところ、Asteriskというソフトが気になっていて、いろいろと試していたのですが、だんだんとわかってきたので勉強がてら少しずつネタを整理していこうかと思った次第です。
Asteriskって何のソフト?
Asteriskっていうのは、IP電話の回線交換をやってくれるソフトです。IP電話というのは最近テレビでもでている「050plus」や「FUSION IP-Phone SMART」など、TCP/IPを使った電話を指します。簡単にいえば050から始まる電話番号の電話サービスなどは、IP電話を使ったサービスの一種です。
TCP/IPを使っているということは、Internetだけでなく、社内や家庭内でも、LANさえあれば電話を使うことが出来るようになるということです。ここでいうAsteriskがインストールされているサーバに電話番号や、通話時の設定等をし、IP電話用の電話機(あるいはIP電話ようのソフトフォン)をつないであげると、簡単に内線電話を構築することが可能になります。
これからどんな話をしていくの?
今回は一筋縄ではいかない内容なので、何回かに分けてIP電話の話をしていこうと思います。また、Asteriskは面白いソフトなのですが、コマンドベースで設定が必要なので、ちょっと面倒な部分もあります。
そこで、今回はAsterisk Nowというものを利用してIP電話の内線の設定、それから外線への発信/着信なんかの設定の話をしていくことが出来ればと思います。
私がやったことって・・・
実は私も先日ぐらいからAsteriskをUbuntuの上で作って結構面白くって、外線等の交換も作ってみようと思ったんですけど、英語なのとコマンドベースなのが不便なので、どうしよーかなーなんて思っていたら、Asterisk Nowというものが出ていたので、早速試してみたというところです。
そのあと、Windows,Android(Nexus7(2012))、それからiPhoneにIP電話のソフト(SIPクライアント)をインストールして、内線の発着信の実験をし、FusionのIP電話回線との接続をするところまでできたので、ちょっと情報を整理してみようと思ったところです。
ちなみに、自宅では、これらの3種類の電話機をWIFIルータ(WiFi Walker)に接続をして使うことが出来るようになっています。また、ちょうど先日Asterisk Nowで使われているFreePBXが日本語化されていたので、ここら辺の話もできればと思っています。
ということで、今回はほとんど予告となってしまいました。
次回から時間が許すところで少しずつ書いていこうと思います。
では。