銀河英雄伝説を久々に読んでみた
Hiloyanです。こんばんは。
今日は銀河英雄伝説がダウンロードできるとGooglePlayに出ていたので、ダウンロードして読んでみました。まだ10巻は読んでないんですけど、ダウンロードだけ…
銀河英雄伝説とは・・
銀河英雄伝説は、田中芳樹作のSF小説です。(スペースオペラとめいうってましたが・・・。)
全10巻、外伝が5巻の15冊で構成されているかなりの大作です。
久々に読んでみたのですが今読んでも結構読み応えのある作品です。
この話は人類が地球を脱出して、銀河系に進出した後の話となっています。当時銀河系にはゴールデンバウム王朝による専制国家である銀河帝国と民主主義国家である自由惑星同盟という2大国家があり、それぞれが争っているところから始まります。
銀河帝国にはラインハルト・フォン・ローエングラムという政戦両略に明るい天才を輩出し、一方自由惑星同盟には不敗のヤン・ウェンリーというこれまた奇代の名将がでてきて、歴史が動き始めるといったところから始まるんです。
まあ、有名な話なので、結構読んだことのある人は内容も知っているのではないかと…。
また、アニメ化されているのですが、こっちの方もすごい大作なので、こっちから入った人もいるのではないかと・・・。
たくさんの人物が入り乱れ、活躍していく様はまさに圧巻で、僕も高校時代に相当にはまった記憶があります。
その内容は今でも色あせておらず、小説、アニメ、だけでなくゲームや映画なども作られ、たくさんのファンを魅了した作品といえるでしょう。
電子書籍としての出来栄え
今回、銀河英雄伝説はらいとすたっふが一冊一冊をすべてアプリケーションとして配布しており、電子書籍リーダーを必要としないようになっています。
私にとっては、以下の点からこの形式を取るべきではないように思います。
1.各巻ごとに読み方の設定をする必要がある
そもそも、大した設定はないのですが、起動時に出てくるスプラッシュを消したり、めくる時のアニメーション、色などをそれぞれの巻が別のアプリケーションとなっているため設定は引き継がれません。ちょっとこれは不便を感じるところです。
2.他の端末へ引き継がれない
最近はGoogleBooksにしてもKindleにしても他のものにしても私が持っている物の中でデータが共有できるものが多いです。私はAndroidタブレットのほかにiPhoneを使っています。タブレットはちょっと大きいので、混雑している電車の中では使えません。(iPhoneもある程度を超えると使えないんですけど)そんな時には不便な気がします。
また、端末を買い換えるときにも不具合があるように思います。(データの移行とか・・)
3.アイコンが邪魔
Androidでは、アプリケーションをインストールすると最初の画面にアイコンが出てきます。KindleやGoogleBooksだとアプリケーションのデータなので、アイコンは1つ、ところがこれは10このアイコンとして画面上へのさばることになります。このアイコンがあるのは結構邪魔な感じです。
4.データ量が多くなる
当然電子書籍を読むためのアプリケーションとデータをひと括りにしているので電子書籍のリーダーのアプリケーション分だけデータ量が多くなるはずです。冊数が増えればちりも積もれば・・・となるでしょう。
まだまだ、電子書籍は市場が成熟しているわけでもないので、これから変わってくるのでしょうが、そういった点も今後淘汰されてくると思われます。
紙の書籍もいいけど、かさばらない、なくならないという電子書籍はやはり魅力です。これからさらに市場が成長してくれることを望みたいと思います。