ピア詳細の設定方法(Freepbx設定方法の補足)

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電話

引用:足成

みなさん、おはようございます。Hiloyan(@HiloyanHiloker)です。

更新が遅いものの、Freepbxの記事が思いのほか関心を持っていただけているらしく、おかげさまでアクセスいただけているようです。

実は前回アップした後、Freepbxがバージョンアップしているせいで、手順が変わっている感じです。ここら辺の手順もバージョンアップさせたいと思いますので、よろしくお願いします。

さて、今回は以前の下記記事で雑な説明で終わってしまったピア詳細の設定を調べてみましたので、記事の中でまとめておこうと思います。

Asterisk Nowをセットアップしてみる(8)外線の設定をしてみる | Hiloker.net

ピア詳細の設定について

設定については、下記(参考)にある、Freepbxのマニュアルのサイトを参考にしています。

ピア詳細の設定例:

   1: username=username

   2: fromuser=username

   3: secret=password

   4: host=provideraddress.com

   5: fromdomain=provideraddress.com

   6: type=friend

   7: context=from-trunk

   8: insecure=port,invite

   9: trustrpid=yes

  10: sendrpid=yes

  11: directmedia=no

  12: qualify=yes

  13: keepalive=45

  14: nat=yes

  15: dtmfmode=rfc2833

  16: disallow=all

  17: allow=ulaw

設定内容の説明を以下に示します。

項目 記載例 説明
host host=192.168.1.99 接続先を指定します。左記のように記載した場合は、「192.168.1.99」があなたが接続しようとしているリモートシステムの IP アドレスになります。接続先はドメイン名(例: othersystem.com)のように記載することができます。  もし他のシステムがあなたのシステムに(リモートシステムから登録文字列を指定して)登録する場合は、“dynamic”としておきます。
username username=name “name”は、あなたがコールを認証しようと試みるとき、リモートシステムに送られるユーザ名です。
secret secret=password “password”は、あなたがコールを認証しようと試みるとき、リモートシステムに送られるであろうパスワードです。
fromuser fromuser=name “name”はSIPコールをした場合のFromフィールドに出てくる内容です。 SIP コールをするとき、 SIP ヘッダーは Toフィールド (username@remotesystem.com) を含み、Fromフィールド(callerID@mysystem.com) を含みます。fromuserの指定をした場合、Fromフィールドの“callerID”は“name”で置き換えられます。もしリモートシステムがコーラーIDが中に現われることを前提としている場合は、fromuserフィールドは省略すべきではありません。
fromdomain fromdomain=test.com fromuserの説明と同様です。“test.com”には、あなたのシステムのドメイン(“mysystem.com”)を指定します。
type type=friend “friend”と指定すると、このサーバが電話の送受信を行い、かつこのピア詳細内の設定がトランク上への着信、送信時の設定として適用されることを示します。
context context=from-trunk “from-trunk”を指定すると着信が外線から着信したこととして扱われます。そして内部へ向けた交換の設定に従い処理されます。もし、一致するインバウンドルートがない場合、Asteriskはサービス利用不可を返します。
“from-pstn-e164-us”と指定した場合は、“CallerID”が削除される以外は“from-trunk”と同様です。
“from-pstn-toheader”と指定した場合はも、“from-trunk”と同様ですが、着信番号(DID)がFrom-DIDヘッダの代わりにto:ヘッダから取得されるようになります。
“from-internal”と指定すると、このトランクに内線から着信したものとして扱われます。そして内線番号、feature code、あるいは外線の交換モジュールを経由し、直接交換が行われます。一般的には、外部からの接続には、“from-trunk”を複数の信頼できるシステムをまとめるには“from-internal”を指定します。
trustrpid trustrpid=yes “yes”とすると着信時にfrom:フィールドのCallerIDの代わりにRemote-Party-IDヘッダの内容を参照します。もし、着信する電話からCallerIDを取得していない場合は、この指定を削除したくなるかもしれません。
sendrpid sendrpid=yes “yes”とすると、あなたのシステムは、外線発信時にCallerIDをRemote-Party-IDヘッダに設定します。もし、外線発信が常にはじかれるのであれば、この行を消したくなるかもしれません。“pai”とした場合は、あなたのシステムは外線発信時に“P-Asserted-Identify”ヘッダにCallerIDを設定します。
もし、外線の発信が非公式なCallerIIDを使うのであればこの設定を加えたくなるかもしれません。
qualify qualify=yes “yes”とすると、あなたのシステムは、周期的に他のシステムに対してシステムの識別のためのリクエストを送信します。
もし2秒たっても応答がない場合は、相手のシステムがダウンしていると判断し、応答するまでの間電話の接続をやめます。“yes”の代わりにミリ秒単位で数字を入れることが可能です。たとえば、qualify=3000とすると、あなたのシステムの応答待ちの時間はデフォルトの2秒ではなく3秒間に変わります。
qualifyfreq qualifyfreq=59 もし“qualify”に“yes”、あるいは数値を指定した場合、59秒間隔で識別のためのリクエストを送信します。もし、指定しない場合はデフォルトの60秒間隔でリクエストを送信します。
nat nat=yes “yes”:Asteriskに対して接続している相手のシステムがNATの向こうにいて、From行に書かれているIPAdress、およびその代わりに使っているパケットの送信元IPアドレスを無視するべきであることを示します。
keepalive keepalive=45 AsteriskがKeepaliveメッセージを送信する間隔を指定します。(左記の場合は45秒間隔を指定していることになります。)
KeepariveメッセージはNATファイアウォール内で運用している場合は重要です。もしファイアウォールが通知を遮断すると着信を受け付けることが出来なくなります。
port port=5060 Asteriskが外部へ発信する場合と着信する場合に利用するポートを指定します。通常は省略されています。もし、省略した場合は、デフォルトポートの5060を利用します。
この設定をピア詳細に記載した場合においてもあなたのシステムの着信に関しては影響がありません。
insecure insecure=port,invite “port”と指定するとAsteriskは、異なるポートからの着信時も受け付けるようになります。“invite”を指定するとAsteriskは認証がなくても電話の着信を受け入れます。ほとんどのITSPではこの行が必要です。
もし1つしか指定しない場合は、コンマ(,)は省略します。
directmedia directmedia=no “no”とすることで、Asteriskが2つの電話をお互いに直接に接続しないようになります。そしてそれ自身を経由したルートで呼び出しようになります。
※directmedia は Asterisk1.8以降のコマンドです。
canreinvite canreinvite=no 同上
※canreinvite 経由にするであろうことはアスタリスク1.8以前のコマンドです
dtmfmode dtmfmode=rfc2833 “rfc2833”がタッチトーン(プッシュ音)の処理としては最も普通の方法です。一方、“inband”、それほど信頼性が高くない、もう1つの方法です.
disallow disallow=all “all”と指定することで、Asterisk に、どんな音声のコーデックでも使わないように指定します。
allow allow=ulaw コーデックとして“ulaw”を利用します。
この指定が有効になるように、“disallow=all”の指定を行う場合はこれ以前に行ってください。

とりあえず訳してみました。怪しいところなどありましたら、下記の参考サイトを見ていただければと思います。
※2016/2/7 文面を見直して細かい修正をしました。また、以前の記事と言葉を合わせるためピア⇒ピア詳細(原文ではPEER Details)になおしました。(赤字部分)

(参考)

Trunk Sample Configurations – PBX GUI – Documentation

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