Asterisk Nowをセットアップしてみる(8)外線の設定をしてみる

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電話機(公衆電話)

こんばんは。Hiloyanです。

個々のところはぐらかしっぱなし(?)だったのですが、Asterisk Nowの設定、一区切りの記事として、今回は外線の設定をしてみたいと思います。

外線の設定をする前にIP電話業者との契約が必要になります。

私は、FusionのIP Phone SMARTというサービスで契約しています。通話しない限り0円というのが手ごろでしたので、こちらで契約してしまいました。

スマホの通話料をトコトン安くする | FUSION IP-Phone SMART

ほかに050Plus等のサービスもありますので、見てみるといいと思います。ここでは、目的から外れるためこれらプロバイダの話には深入りしません。

設定の前に・・

まず設定に入る前にIP電話に関する情報を準備しましょう
これがないと外線につなぐことが出来なくなってしまいます。
電話番号、ドメイン、SIPアカウント、SIPパスワード等はあらかじめ用意しておきましょう。
ちなみにFusion IPの場合は「Myページ」にログインすることで、「ユーザアカウント表示」を選べば確認することが出来ます。

さらに、今回の外線の設定ですが、以下のように設定をしていくことにします。
>外線発信は「0」をつけて発信する。
>外線からの着信をした場合は、前回設定したグループ「800」に着信することにします。

ここら辺は好みで設定いただければいいと思います。

まずはトランクの設定から

まず最初にトランクの設定から始めます。
トランクっていうのは、今回構築しているFreePBXとインターネット上のテレフォニーサービスプロバイダ(今回の例でいうとFusion)との接続のことです。

(1) 「接続」-「トランク」を選択します。

WS000005_062214_115718_PM

(2) SIPトランク追加を選択します。

WS000003_062314_123442_AM

(3) トランクの設定をします。

トランク名:適当な名前をつけます。今回は仮で「FusionTest」としました。
アウトバウンド発信者番号:外線用の電話番号をいれます。
CIDオプション:デフォルトのまま(いかなるCIDも許可)とします。
最大チャネル:1としておきます。
Asteriskトランクダイヤルオプション、トランクを無効にするはそのままにしておきます。
ダイヤル番号の操作ルール
ここは、0発信をするので、以下のように入力しておきます。
(前に付与)+[0] | [0XXXXXXXXX](Xは79つ)
(前に付与)+[0] | [0XXXXXXXXXX](Xは8つ10文字
このようにすると0発信した場合は、最初の0を取ってから発信するようになります。
WS000004_062314_123910_AM
トランク名:これも適当な名前です。今回はMyFusionTelとしました。
ピア詳細 ここがわかりにくいところなのですが、以下のように入れてください。もっとたくさんの設定が出来るようですが、最低限これだけあればつながることまでは確認しました。
(2016/2/7 追記)
ピア詳細の記載については、マニュアルを訳しましたので以下のサイトを参考にしてください。

ピアの設定方法(Freepbx設定方法の補足) | Hiloker.net

   1: type=friend

   2: host=smart.0038.net

   3: userneme=[ユーザ名]

   4: fromuser=[ユーザ名]

   5: secret=[パスワード]

着信設定
ユーザコンテキスト:「ユーザ名」を設定します。
ユーザー詳細:これも下記のように入れます。

   1: host=smart.0038.net

   2: username=[ユーザ名]

   3: secret=[パスワード]

   4: type=user

   5: context=from-trunk

レジスト文字列:[ユーザ名]:[パスワード]@プロバイダのドメインを入れます。
たとえばユーザ名が11111111、パスワードがhogehogeで、FusionのIP-SMARTを使っている場合は、
11111111:hogehoge@smart.0038.net のように入力します。
WS000010_062314_124151_AM

(4)入力が終わったら「変更を適用」を押し、画面上の「設定適用」を押します。

つづいてインバウンドの設定に

つづいて、インバウンド(着信)の設定をします。
(1) 接続メニューから「インバウンドルート」を選択します。
(2)  以下の画面で
説明:適当な値を入れます。ここでは、「Fusion-in」としています。
宛先をセットの欄に着信時の通知先を入れます。
前回設定したキューの800番に着信させますので、「キュー」、「Group1<800>」を選びます。

WS000006_062314_010245_AM

(3)適用を押し、画面上部の「設定適用」を押します。

最後にアウトバウンドの設定をします。

最後に発信側の設定をします。

(1)「接続」メニューから「アウトバウンドルート」を選択します。

(2) 経路名:適当な値を入れます。「Fusion-out」としました。
ルートCID:電話番号を入れます。
このルートを使用するダイヤルパターン
トランクの設定時に行った内容と同じものを入れます。
(前に付与)+[0] | [0XXXXXXXXX](Xは79つ)
(前に付与)+[0] | [0XXXXXXXXXX](Xは8つ10文字
一致したルートのトランクシーケンス
0のところに最初に設定したトランクを選んで入れます。「FusionTest」を選びます。
WS000007_062314_011009_AM

ここまで設定したら、「変更を適用」をおして、画面上部の赤で表示された「設定適用」を押します。

これで完了です。さて、設定した電話番号に電話をかけてみると、PCやタブレットのソフトフォンが一斉に鳴りだします。おおー。とちょっと感動。PCからの発信もきちんとできているようです。やれやれ。

ということで、今日はFusion IP SMARTサービスを利用して、外線発信に挑戦してみました。IP電話の業者が変わると、たぶん設定も変わってしまいます。そういったサポートは受けかねますので、皆さんいろいろ試してみてくださいね。

2015/10/6 一部誤りがあるので修正しました。(文字数の表記の部分です。)

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